06 SYSTEM INSTRUCTOR

S.T.

2020年入社

医療業界は変革の時期に突入!
知識×経験で現場のサポートを

【プロフィール】〝手に職を〟との思いから、社会人経験を経て専門学校で医療情報管理について学んだ後、TECに入社。
入社後は県内にあるクリニックを主なクライアントとする、公共ソリューション本部に所属。販売した医事システムや電子カルテに対するお問い合わせ対応・メンテナンス作業を主な業務としている。勤務地は宮城県名取市にある本社。
私生活ではソウルフルな音楽や場所、食を好み、昼夜問わず〝好きなこと〟に邁進中。信条は「自力本願」。

社会人を経験した後、医療に関わる専門学校へ入学した理由や
その後TECを選んだ経緯、入社の決め手を教えてください。

インタビュー中の様子01

「手に職をつけたい」と一念発起! 医療の道へ進みました

TECで仕事をする前は、接客業をしていました。5年ほど続けましたが「手に職をつけたい」という思いが強くなり、職業実践専門課程という制度を利用して専門学校で医療情報管理を学びました。例えば、医療保険制度などの基礎知識や、お会計などの医療事務について。またITスキルを身につけるための授業もあり、在学中にITパスポートの資格を取得しました。
TECへの入社を決めたのは、前職で得たコミュニケーションスキルと専門学校で得た医療&ITの知識を組み合わせて仕事が出来そうだったから。実際、入社後の業務ではそのどれもが役立っていると感じています。

具体的に、どのように知識が役立っていると感じますか?

インタビュー中の様子02

医療の〝現場〟とやり取りするために必要な最低限の知識

私の業務は主に、お客様であるクリニックに対する「電子カルテの導入やその操作説明」や導入後の「お問い合わせ対応」です。また、診療報酬改定等に伴う「各医療システムのメンテナンス作業」をすることも。どの業務も、お客様とのコミュニケーションが必須ですから、医療の専門用語や制度を正しく理解していなければ会話もままならないんです。
さらに医療の現場では制度改正が頻繁に行われます。細かいものなら半年に一度、大きな制度改正も2年に一度。それに伴い、お客様からのお問い合わせも「新制度に切り替わった後の入力って、どうすればいいの?」「こんなふうに出力されるはずなのに、思っていたのと違う……?」等、内容が変化していきます。そういった業界ならではの特徴に対応できているのも、学んだ基礎知識の上に、さらに経験が積み上げられているからだと感じます。

知識と経験を生かして仕事が出来ている今、
どんなことに「やりがい」を感じていますか?

インタビュー中の様子03

困ったとき〟に思い出してもらえる存在でありたい!

お客様から〝困りごとを相談される〟と、信頼していただけている実感が湧き、とても嬉しいですね。そして解決策を提案し、ご満足いただけたときには「よし、やった!」と、達成感・充実感が得られています。
私の業務は、日々寄せられるお問い合わせにお答えすることで「ありがとう」と言っていただく機会が多いです。でも、そんな言葉に満足してはいけないと思っています。これからも信頼に応え続けるだけでなく、困ったときに思い出してもらえるような、頼られる存在にならなければなりません。そして時代を読みながらお客様のニーズに応えられるよう、これからもコミュニケーションを深めていきたいです。

では「仕事の難しさ」を感じる場面はありますか?

インタビュー中の様子04

〝正しく理解してもらえるように〟伝えるって大変

人に「理解してもらえるように伝えること」の難しさを痛感しています。実際、入社当時はお問い合わせに対するスムーズな対応が出来ず、お客様を困惑させてしまった経験があり、仕事の厳しさを実感しました……。
例えば、新しい医療システムの操作説明をしに行くとします。それはその場で、必要なことをひととおり説明して終わり!では意味がありません。操作説明の目的は、お客様ご自身でそのシステムを「使えるようになること」。そのために、きちんとご理解いただきながら説明を進めることが重要なんです。またお客様がシステムを使いこなせないままでは、結果的にお問い合わせ件数が増え、その後の私自身の業務量にも悪影響を及ぼします。
操作説明の場で、またお問い合わせの電話で、どう伝えれば先方が正しくアウトプットできるのか。単に気に掛けるだけではなく結果につながるように、より伝わりやすい話し方を工夫したり、資料作りをし続けています。

医療分野のエキスパートとして、今後はTECでの
この仕事に、どう向き合っていきたいと思っていますか?

インタビュー中の様子05

身近な「医療DX」に取り組みながら、地域医療に貢献を!

国が推進する「医療DX令和ビジョン2030」へ向けて、ようやく業界の重い腰が上がってきたところ。これからはクリニックの業務効率化だけでなく、AIやVRの活用によって患者様の体験も変わっていくかもしれません。
一方で〝デジタル・ディバイド(情報格差)〟という問題も。地方では特に、医師や事務員の皆様が高齢化しています。お客様が利用しているシステムの操作方法が上手く伝わり切らないことがあったり、そもそも自分たちに医療DXは無関係だと思っている方がいることも事実です。
そういういったお客様たちを取り残すことなく、まずは私の身近にある小さなデジタル・ディバイドを埋めていけるような〝人間臭さ〟の中で、仕事をしていきたいなと思っています。

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